初ポールのラッセルは3位でメルセデスW表彰台「終盤タイヤに苦しんだ。後半戦では優勝を狙う」/F1第13戦

 2022年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位表彰台を獲得した。自身初のポールポジションからレース序盤をリード。上位勢の1回目のピットストップが終わった時点で再びトップに立った。しかし31周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて2番手に。レース終盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2番手を走行していたが、65周目にチームメイトのルイス・ハミルトンにパスされて3番手となった。

2022年F1第13戦ハンガリーGP ジョージ・ラッセル(メルセデス)とシャルル・ルクレール(フェラーリ)

■ジョージ・ラッセル(メルセデス-AMG・ペトロナス・フォーミュラワン・チーム)
決勝=3位
1番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ミディアム

 ものすごくいいスタートを切って、最初のスティントは好調に進んだ。どちらのスティントもかなり早い段階でピットに入って、タイヤを最後まで持たせつつ、できるだけ速くプッシュしようとした。

 終盤、ミディアムを履いていた時に、雨が降り出した。それで温度が下がってしまい、苦戦した。タイヤのマネジメントが難しかったので、原因を調べて、もっとうまくやれた部分を探る必要がある。

 チーム全体で素晴らしい仕事をしたと思う。昨日はポールポジションを獲得し、今日はダブル表彰台だ。進歩しているのは間違いないし、チームがそのためにしてくれている仕事を誇りに思う。サマーブレイクでいったんリセットし、改めて集中力を高めてシーズン後半に戻って来るよ。優勝争いに加わりたい。

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