吉備の環PT見聞録 吉備中央町、総社市昭和地区(7月27~29日)

 「吉備の環(わ)プロジェクトチーム(PT)」は7月27~29日、岡山県吉備中央町と総社市昭和地区を訪ねました。現地から発信したツイッター投稿の一部を紹介します。

 PTは8月1~3日に美作市(勝田、作東地区)を訪問。2~4日には高梁、新見市を巡ります。地域の魅力や課題に関する情報を電話(086―803―8091、平日)、メール(kibinowa@sanyonews.jp)でお寄せください。

新鮮野菜のカフェ

 実家を改装し、氏房明美さん(57)、彩乃さん(35)親子で営むカフェ童子(吉備中央町上加茂)。「コロナ禍で笑顔が見えづらい中、子どもの頃のように童心に返って、みんなが笑い合える場所にしたい」と明美さん。おかずやみそ汁には、地元農家や道の駅で仕入れた新鮮な野菜がたっぷり。

美しい星空「最高」

 標高約370メートルの山頂にある「アストロコテージ・ガリレオ」(吉備中央町下加茂)に宿泊し、併設の天体望遠鏡をのぞきました。星空案内人は前田文男さん(70)。「望遠鏡はもちろん、周囲を360度見渡せる草むらに寝転んで星を眺めるのも最高ですよ」と教えてくれました。

甘いトウモロコシ

 大ぶりで甘みが濃いトウモロコシを求め、休日には販売開始2時間前から行列ができるという「宮木牧場」(吉備中央町吉川)。「焼きや蒸しのほか、保存も兼ねて凍らせた“シャーベット”もおすすめ」と宮木英樹さん(68)。今年から新たに四つ目の品種に挑戦しています。

店主こだわりの一杯

 吉備中央町の鳥・ブッポウソウをあしらったロゴが印象的な「オーガニカコーヒィ」(同町竹荘)。こだわりの一杯とスイーツ、穏やかな時間が流れる店内に心が和みました。店主の笹田亮さん(38)が魅せられたという、開けた空と豊かな緑も合わせて満喫できるスポットです。

「魔法」に願い込め

 総社市槁の「魔法神社」。総代の井上憲司さん(70)が案内してくれました。諸説ありますが、まつられているのは牛馬の守り神だそう。その名前の“魔力”に魅せられ、関東など遠方からも参拝客が訪れています。就活、世界平和、商売繁盛…。「魔法」に込めた願いはさまざまです。

© 株式会社山陽新聞社