聖林寺・十一面観音像安置の観音堂一般公開

 桜井市にある聖林寺では、国宝の十一面観音像を安置する観音堂の改修工事が完了し、一般公開が始まりました。

 観音堂は、老朽化と現在の耐震基準に合わなくなったことから2021年5月から改修工事が始まりクラウドファンディングなどで集めた資金、約1億7000万円をかけて完成しました。

 このほど観音堂に戻った十一面観音像は、高さが2mを超えますが地震が起きても倒れないよう免震装置の上に乗せられています。そして、光の反射が少ない特殊なガラスケースに安置されているためあらゆる方向から観音像を見ることが出来ます。朝早くから訪れた参拝者は、天平彫刻の最高傑作とされる十一面観音像の洗練された美しさに時間を忘れて見入っていました。

聖林寺・倉本明佳住職

「みなさまのおこころやお力を頂きましてこうやって安心安全なお堂が出来た事、本当に感謝しております。今日の日が来たことを本当に胸がいっぱいなくらい嬉しく思っております。本当にありがとうございます」

© 奈良テレビ放送株式会社