舞台俳優たちがうらやむ環境で経験を重ねる“ふぉ~ゆ~”

ジャニーズ事務所の4人組グループ・ふぉ~ゆ~の主演舞台「隅田川ヤングロード物語~嗚呼!そりゃあいけねえぜ!~」が、10月22日から東京・ヒューリックホール東京で上演されることを、各メディアが報じた。

同舞台は、下町家族の涙と笑いのドタバタライフを歌って踊って描いていく新作オリジナルコメディー。メンバーの福田悠太が団子屋「丸福商店」の主人・丸福五郎、辰巳雄大がその息子・末吉、松崎祐介が飼い犬のポチ、越岡裕貴がおとなりの呉服店の若旦那・高輪はじめを演じるという。

共演は俳優の前野朋哉、ジャニーズJr.・野澤祐樹ら。11月には東京・よみうり大手町ホールで、ほかに大阪公演も予定。

辰巳は、「ふぉ~ゆ~、また演劇界に新たな作品をふぉ~ゆ~します。オモロい事、間違いなしです。やりたい放題暴れます」とコメントしている。

ふぉ~ゆ~は、先月から今月にかけて、ダンスパフォーマンス集団・梅棒とコラボした舞台「ふぉ~ゆ~ meets 梅棒『Only1 NOT No.1』」で主演をつとめているが、同公演終了後、体を休めるヒマもなく、「隅田川ヤングロード物語」の稽古に入ることになりそうだ。

「2011年に結成されて11年目だが、CDビューに至ることがなくても、数々の舞台をこなし、ジャニーズのバックアップもあって舞台人としてはこれ以上ない環境を与えられている。普通の劇団員なら味わえないような環境を与えられ経験を積んでスキルアップを重ねている。今後、演出を手掛けたりするメンバーもいるのでは」(演劇担当記者)

舞台のみならず、2019年秋には福田と辰巳がジャニーズで初めて「M-1グランプリ2019」にお笑いコンビ「つ~ゆ~」として出場。3回戦まで進出したが、準々決勝進出は逃した。

2020年秋には松崎と越岡も「おつゆ」として「M-1グランプリ2020」に初出場。2年連続出場する「つ~ゆ~」と共に2回戦にまで進出したが、2組とも突破はできなかった。

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