小5女児にわいせつ画像送らせ恐喝 容疑の15歳少年逮捕 SNS上のやりとりに強制わいせつ容疑を初適用

 小学5年の女子児童(11)にわいせつな画像や動画をSNSで送信させたなどとして、神奈川県警少年捜査課と港南署は1日、強制わいせつ、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)、恐喝の疑いで、埼玉県上里町、高校1年の少年(15)を逮捕した。県警は手口の悪質さから、容疑者と被害者が接触していないSNS上のやりとりに強制わいせつ容疑を初めて適用した。

 逮捕容疑は、児童が13歳未満と知りながら、3月4~6日に計6回、児童のわいせつな画像や動画を送信させた。また「金を送らないと写真をさらす」などと脅し、同10~13日に計2回、電子マネー計6千円の番号を送らせた、としている。署によると、少年は「小学生くらいの女の子の裸が見たかった」などと供述している。

 署によると、2人はインターネット上で知り合ったが、会ったことはない。

 今年1月、少年からわいせつな画像を送るよう脅されたと横浜市内に住む中学1年の女子生徒から署に相談があり、捜査を進める中で、今回の容疑が浮上した。

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