20年続いた【四国酒まつり】を次世代に繋げたい、実行委員長田村 和男さんにお話を伺いました

今や四国の一大イベント!阿波池田の【四国酒まつり】とは…

知る人ぞ知る隠れた酒処である徳島県三好市は「四国の灘」とも呼ばれ歴史的・文化的にも優れた酒蔵の集積があります。これを地域振興に活かそうと四国の銘酒を一堂に集結した「地酒試飲会」と、長い歴史を誇る地元酒蔵の「酒蔵開放」からなる広域交流イベントとして平成12年(2000年)2月19日に「第一回四国酒まつり」が始まりました。

お酒好きにはたまらないイベントとして注目され、なかなか市場に出回らない幻の逸品も出品されることから、毎年参加する方や四国のみならず他県からの参加者も年々増え、民間旅行会社による協賛ツアーが催されたりJR四国が臨時列車を運行するなど、一大イベントとして成長しました。

3年ぶりに開催される【2022四国酒まつり”夏の陣”】への思い

新型コロナウィルス感染症の感染拡大の影響を受け、開催が延期されていた「第23回四国酒まつり」が“夏の陣”として今夏8月13日に開催されます。

“夏の陣”は、2月の本番へ向けてのPRイベントで「プチ酒まつり」のような位置づけで、『土用酒』として季節の限定品や飲み方が楽しめます。

実行委員長の田村和男さんは、地元三好市池田町で【スタジオカメラ タムラ】を営んでおられます。
実行委員長に就任されたのは「20年続いたイベントをこれからも続けていきたい」との、強い思いからだそうです。責任を取る立場の者がいないと物事は進まない、という年長者らしい頼もしいお言葉。
スタッフ達にいきなり冬の「酒まつり」でなく、その前に小さくてもまずは“夏の陣”で1度経験を、との気持ちもあったとお話してくださいました。3年ぶりの開催ですので、前はどうだったかな?が出てきますものね。

今回で第23回となる四国酒まつり 社会を、三好を大切にし、喜ばれるイベントとして次世代へ

また、「酒まつり」は「地域の為に」も大きな目的の1つでもあるそうです。協賛イベントや地元酒蔵の開放など地域経済の活性化にも繋がっているイベントの芽を摘みたくない、そこには四国酒まつりの『三方よし(お客様良し、主催者良し、地域良し)』の精神が根付いています。

更に次世代へ繋げる為に、時代に合わせ適応して変化する事も重要課題と田村さんは考えておられます。初期のメンバーよりも下の世代が中心となり、宣伝も若い人向けにSNSなどを駆使し手配しているそうです。
SNSから地域振興に派生していければ、との思いもお話してくださいました。SNSで人気に火が点いたスポットはよくあるので、四国酒まつりさんのアカウントにも注目ですね。

四国中の銘酒が一堂に会します!!地元三好市の銘柄や夏季限定酒、幻の逸品も!

今回の【四国酒まつり“夏の陣”】は、令和元年(2019年)に開催されたものに準じていますので、地元銘柄も入れて22~24銘柄が出品されます(※在庫状況で変動あり)。
地元銘柄は「今小町」、「三芳菊」、「笹緑」、「芳水」で各2銘柄ほどが出されます。
解放感あふれる夏空の下、土用酒や生貯蔵といった夏季限定酒を堪能できます!

「第23回四国酒まつり」~“夏の陣”~
http://www.shikoku-sakematuri.com/
・開催日時:8月13日(土)13:00~17:00
・開催会場:池田町駅前ふらっとスクエア(JR阿波池田駅より徒歩約2分)
・チケット制 1,000円で5杯試飲できます。(当日券のみの販売)

ちょうど13日は【いけだ阿波おどり】の開催日でもあるので、【四国酒まつり“夏の陣”】の盛り上がった熱気が阿波踊りへとバトンタッチされますね!
※新型コロナウィルス感染症の感染状況により、開催内容が変更になる場合があります。HPやSNSでご確認ください。

いろいろな銘柄をちょっとずつ呑み比べてみたい、というお酒好きの夢が叶うイベントに是非お越しください!

詳しくは、四国酒まつりさんのHPへ!→【こちら

四国酒まつり【instagram】【facebook】【twitter】【LINE

〒778-0002
徳島県三好市池田町マチ2191-1
阿波池田商工会議所
電話:0883-72-0143(代表) FAX:0883-72-6466

(文・犬山涼)

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