国学院栃木甲子園へ 出発式でOBら800人激励

県大会の優勝旗を持った平井主将(中央)を先頭に出発式に臨んだ国学栃木の選手たち=国学栃木高

 6日に阪神甲子園球場で開幕する第104回全国高校野球選手権大会に出場する国学院栃木の出発式が1日、同校40周年記念館で行われ、生徒や保護者、OBら約800人を前に選手たちは37年ぶり2度目となる夏の甲子園での健闘を誓った。

 県大会ではノーシードから頂点に上り詰めた。激戦を振り返る映像を流した後、優勝旗を持った平井悠馬(ひらいゆうま)主将を先頭に、全81人の部員が入場。会場は拍手に包まれた。青木一男(あおきかずお)校長は「『やってやるぞ』と闘志を燃やしているところだと思う。甲子園でも必ず活躍を見せてくれると期待している」と激励した。

 壇上に並んだベンチ入りメンバーは1人ずつ名前を名乗り、平井主将が代表であいさつ。「持ち味である守備力と機動力を中心に、栃木県代表として国栃らしく頑張っていきたい」と意気込んだ。柄目直人(つかのめなおと)監督は「一人一人が役割を果たし、粘り強く戦っていきたい」と語った。

 選手たちは同日、甲子園に向けて出発。組み合わせ抽選会は3日午後4時から大阪市内で行われる。

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