知り合いの男性のトラブルに介入し、現金200万円を脅し取ったとして、警察は広島市の暴力団幹部の男を再逮捕し、組事務所を捜索しました。
恐喝の疑いで再逮捕されたのは、指定暴力団共政会の幹部の男(53)です。
警察は2日午前、広島市中区にある共政会傘下の組事務所を捜索しました。
警察によりますと男は、去年6月下旬から7月上旬の間、知り合いの50代の男性に関係するトラブルに介入して、中区の組事務所などでこの男性に対して、「この件はみなに責任があることなんじゃけ」「払ってもらうよ」「200を用意しといてくれりゃーええけ」などと言って、7月上旬に中区の路上で男性から現金200万円を脅し取った疑いがもたれています。
男は「事実については何も言いたくない」と供述しているということです。
男は、別の男性から200万円を脅し取った疑いで先月逮捕されていました。(2日付で処分保留)
警察が、事件のいきさつを調べています。