「相棒 season21」薫の妻・美和子を演じる鈴木砂羽も出演決定! 水谷豊&寺脇康文との再会に感激

10月から5代目相棒に寺脇康文を迎え、新たなスタートを切るテレビ朝日系のドラマ「相棒 season21」(水曜午後9:00、開始日未定)。水谷豊が演じる杉下右京と寺脇が扮(ふん)する亀山薫が、約14年ぶりにタッグを組むことで注目を集めているが、薫の妻・亀山美和子役の鈴木砂羽が出演することも決定した。

2000年にスペシャルドラマとして誕生して以来、国民的ドラマとして定着した「相棒」は、シリーズを通じて挑戦を続け、進化してきた。そして、前シーズンで卒業した冠城亘(反町隆史)の後を継ぐ“5代目相棒”が薫であることが発表されると、驚きとともに日本列島を興奮の渦に巻き込んだ。

元・帝都新聞社会部の記者で、学生時代からの付き合いだった薫と紆余曲折(うよきょくせつ)の末に結婚した美和子。season7で「子どもたちに正義を教えたい」と警視庁を辞め、不正が蔓延するサルウィン(架空の国家)に渡る決意をした薫と共に日本を去っていたが、現在も仲良く夫婦関係を継続している様子だ。今回、薫の帰国にともない、美和子も日本へやって来るが、途端に事件に巻き込まれてしまう。

右京&薫タッグ復活というニュースは日本中を驚かせたが、SNSを駆け巡ったその注目ワードにはしっかりと「美和子さん」のいう文字もあり、美和子登場へのファンの期待も高まっていた。

そんな満を持しての出演発表に、鈴木は「またこうして皆さまにお会いできる日がくるなんて、奇跡のようですね」と感激の様子。さらに、薫が復活する際に寺脇が用いた「シン亀山薫」になぞらえ、「シン亀子…じゃなかった『シン亀山美和子』です! そして『シン亀山夫妻』です!」と宣言。

「最初にお話をいただいた時、驚きと同時に真っ先に、近頃この不調気味の体を整えなくては!と、撮影が始まるまでの期間、体調管理だけに全集中し、来たるべきクランクインに着々と備えてきました」と役作りのための準備を整えてきたことを明かす。続けて「おかげさまでいろいろと間に合いました。今はとにかく万全です!」と笑顔でアピールした。

水谷、寺脇、鈴木の3人が初めて顔をそろえたシーンでは、終始和やかな雰囲気で撮影が進行し、カットがかかっても3人は笑顔で会話を続けるという場面も。「毎年盛夏の中で『相棒』のロケは始まっていたなぁ、と山ほどある思い出を振り返らずにはいられません。そして右京さん、薫ちゃんに、14年ぶりにお会いしたとは思えないような、空気感に感激しきりです。まるでタイムスリップしたかのように、あっという間によみがえってしまったのです。変わらぬ現場のホーム感ではありますが、自分も今回新しい風を吹かせられるよう鋭意撮影中です」とさまざまな思いを抱きながら、撮影に臨んでいると報告。

そして最後に、「それでは皆さま!! 秋にお会いしましょう!!!」と元気いっぱいに、視聴者へメッセージを送った。

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