直江津港での釣りを季節別にレポート!SUPフィッシングなら大アジから根魚まで狙えます!

気温が上がり、ウェットスーツなしでも海に出られるようになったことで、よりSUPフィッシングがしやすくなってきました。今回は手軽に大物が狙える直江津港でのSUPフィッシングについて、春・夏・秋の季節別に実際の様子や釣れる魚などを紹介します。

直江津港でSUPフィッシングする際の注意事項!マナーを守って楽しく釣りを楽しもう

筆者撮影:SUPフィッシング

SUPフィッシングを行う上で、1番大切なのは「安全を守ること」です。

安全のためには基本的な釣りのルールを守ることが第一ですが、それとは別に、地域ごとのローカルルールも守らなければなりません。ローカルルールについては釣り場の公式サイトなどにもまとめられているので、必ず事前に確認しておきましょう。

直江津港にもいくつかのローカルルールがあります。その中でも、筆者の経験上1番注意しなければいないことは、大型船の入港についてです。

直江津港では、定期的に湾内にタンカー船が入港します。タンカー船の入港時は危険があるため、プレジャーボートを含めて釣りができません。

タンカー船の入港情報については、隣接する「ハッピーフィッシング」のホームページに掲載されますので、直江津港へ釣りに行く前に必ず確認しましょう。

ルールを守って、安全に直江津港でのSUPフィッシングを楽しんでくださいね。

直江津港での釣りレポート 春・夏・秋のSUPフイッシングの様子を紹介

ここからは、筆者が直江津港でSUPフィッシングをした際の様子や釣れる魚などについて、詳しくレポートしていきます。

春・夏・秋と季節ごとにお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてください。

直江津港でのSUPフィッシングレポート【春編】大アジ祭り!

筆者撮影:アジ

雪解けとともに日本海の海が落ち着きを取り戻すと、直江津港では大アジ祭りが始まります。

直江津港のアジ釣りを体験してしまうと、普通のアジ釣りでは物足りなくなってしまうほど、大きなアジが入れ食いで釣れるのです。

釣り人が憧れる尺アジ(30cm以上のアジのこと)が当然のように釣れ、40cmを超えるギガサイズも珍しくありません。多くの釣り人が、すぐにクーラーボックスを満タンにして帰っていきます。

このように春の直江津港では、釣りというよりも、まるで漁のような光景が広がっています。

釣り方はシンプルにサビキ釣りで充分。少しゲーム性を求める人はバチコンでも面白いです。正直、なんでも釣れるので自分がやりたい釣り方で楽しみましょう。

ちなみに、直江津港はのっこみ真鯛でも有名なため、GW頃になると真鯛狙いをする人もいます。運が良ければ大物が釣れるかも!?

直江津港でのSUPフィッシングレポート【夏編】根魚狙いで高級魚をGET!

筆者撮影:キジハタ

夏といえばロックフィッシュ(「根」と呼ばれる岩や海藻の隙間を住処とする魚)です。夏に直江津港に行くのであれば、産卵時期で浅場に寄ってくる高級魚キジハタをGETしましょう。

メタルジグかテンヤでボトムを丁寧に攻めていけば、ゴツンと固いあたりがあります。あたりがきたら、根に潜られる前にしっかりと合わせを入れて魚を浮かし、釣り上げましょう。

水面からきらびやかな色が見えたら、高級魚キジハタのお出ましです。刺身でも焼きで唐揚げでも、どう調理しても美味しいキジハタを堪能してください。

また、直江津港はキス釣りも盛んなので、キス釣りもおすすめです。

岸から遠投しなくても、SUPなら足元でキスを釣ることができます。これなら初心者でも簡単に釣れます。

ちなみに、少し沖にでてアカムツ(ノドグロ)狙う人もいるとかいないとか。直江津港では豊富な魚種が狙えるので、いろいろな釣り方を試してみて新たな魚種を探すのも楽しみのひとつです。

直江津港でのSUPフィッシングレポート【秋編】大型青物を狙おう!

筆者撮影:SUPフィッシング

冬場の日本海は荒れるので、直江津港では冬になると釣りはお休みになります。釣りのラストシーズンとなる秋には、大型青物狙いでいきましょう。

湾内に入ってくる大型青物を狙います。SUPボードを引きずる程の大物があなたを待っていますので、大物をキャッチできる装備を充分に準備して釣りに挑みましょう。

泳がせでもメタルジグでも、好きな釣り方で大丈夫です。ただ、SUPボードという限られた空間内での釣りになるので、大物の引きに負けてバランスを崩さないように注意しましょう。ドラグ調整は入念にしたほうが安心です。

脂ののったブリが釣れた時はぶりしゃぶが最高です。鍋の中でレア状態になったブリの身に、白髪ねぎを巻いてポン酢に付けて食べます。激ウマです。

直江津港では季節ごとに違った釣りが楽しめる!安全に気をつけてSUPフィッシングを楽しもう!

筆者撮影

岸からは釣りにくい魚が気軽に釣れることがSUPフィッシングの魅力です。また、SUPフィッシングであれば、前日の夜から場所取りを行い、すしずめ状態の釣り場で釣りをするストレスからも解放されます。

SUPという1枚の板があるだけで釣りの自由度が格段に上がりますが、その分危険性が上がることも事実です。

風と波がある時は海に出ないのはもちろんのこと、地域ごとのルールを守ってSUPフィッシングを楽しみましょう。そうすれば、岸からでは出会えなかった多くの魚との出会いがあなたを待っています。

今回は直江津港を紹介しましたが、日本全国SUPフィッシングを楽しめるエリアは沢山あります。安全に気をつけてSUPフィッシングを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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