「何としてもやり遂げなくてはいけないことがある」「コロナ禍で街づくりにブレーキ、不完全燃焼」三島市長と富士宮市長が次期市長選にそれぞれ出馬表明=静岡

次期市長選に向けて現職の出馬表明です。静岡県の三島市の豊岡市長と富士宮市の須藤市長が8月2日、それぞれ会見を開き、市政への意気込みを語りました。

<三島市 豊岡武士市長>

「3期12年三島市政を担ってきたが、何としてもやり遂げなくてはいけないことがあり、立候補する決意をした」

三島市の豊岡武士市長は2日に会見を開き、2022年12月予定の市長選に立候補することを表明しました。

豊岡市長は、三島市出身で現在79歳。静岡県の職員、県議を経て2010年の市長選に初当選しました。これまで進めてきた三島駅南口の再開発やコロナ対策などの継続を訴え、4期目への決意を示しました。

12月11日に告示される三島市長選には、市議の石井真人さん43歳も出馬の意向を示しています。

一方、富士宮市の現職、須藤秀忠市長も2日、4期目を目指し出馬表明しました。

<富士宮市 須藤秀忠市長>

「コロナ禍で私が思い描いたまちづくりにもブレーキがかかった。私としては消化不良、そして不完全燃焼」

須藤市長は富士宮市出身で現在75歳。2011年の市長選で初当選しました。4期目ではSDGsやDXの推進のほか、コロナ禍で弱っている地域コミュニティの復活に取り組みたいと意気込みを語りました。2023年4月の富士宮市長選に立候補を表明したのは須藤市長が初めてです。

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