池袋 君塚に行ってきた!創業40年 立ち食いそば・うどんの名店

池袋西口の「君塚(きみづか)」は、昭和から続く老舗の立ち食いそば・うどんのお店。

「早い・安い・うまい」の3拍子が揃った、今も昔も多く人に愛されている名店です。

ここでは、「立食そばうどん 君塚」のアクセスや店舗情報、メニュー、店内の様子、実際に行った感想を紹介します。

テレビでも特集された、珍しいマーボーそばを食べました。

君塚は昭和57年創業の立ち食いそば・うどんのお店

池袋の「君塚」は、昭和57年(1982年)創業の立ち食いそば・うどんの人気店。

昭和から平成、令和にかけて、40年以上池袋西口で愛され続けている老舗です。

メニューはそば・うどんのみならず、ラーメンやかつ丼、マーボー丼など、とっても種類が豊富。

池袋駅前の便利な立地にありながら、500円前後でお腹いっぱい食べることができます。

君塚の場所は、池袋マルイ跡地近くの西口五差路。

再開発で周辺がどれだけ変わっても、40年前から変わらぬ佇まいで存在し続けている貴重なお店です。

立食そばうどん 君塚のアクセス・営業時間

以前は年中無休・24時間営業でしたが、現在は営業時間が決まっています。

  • 【営業時間】6時半~21時
  • 【定休日】日曜
  • 【住所】東京都豊島区池袋2-1-1 スギヤマビル 1F
  • 【電話】0339824419
  • 【アクセス】池袋駅 西口(中央)徒歩4分/C6出口 徒歩1分
  • 【座席】14席(立ち食いカウンターのみ)
  • 【喫煙】禁煙
  • 【駐車場】なし
  • 【駐輪場】なし
  • 【HP】食べログ

立食そばうどん 君塚のメニュー

メニューがかなり種類豊富なのが、君塚の特徴のひとつ。お店の中と外の壁には、所狭しとメニューが並びます。

そば・うどんのみならず、ラーメンや丼、カレーなどご飯メニューもあります。

とくに丼と麺のセットは、600円前後でお腹いっぱい食べられる人気メニューです。

※価格は税込。価格は変更になる可能性があります。

麺と丼のセットでも、570円~740円で食べられるのが嬉しい!

全体的にメニューがとっても安くて驚きました。手軽にお腹いっぱいになりたいときにぴったりです。

君塚の「つゆ」は関東風・関西風から選択可能

君塚の「つゆ」は、かつお出汁がベースの味の濃い関東風です。お店の掲示には以下のように書かれています。

当店の「つゆ」は本がつおを主原料にじっくり熟成させ 老舗のそば職人が関東風に こくある旨さに仕立てた伝統ある味です

関西風のあっさりした白いつゆを希望する人は、「なにわ」と注文すると関西風にしてもらえます。(以下、お店の掲示より)

そば・うどんを関西なにわ味でご希望の方 [なにわ]とご注文してください

好みに合わせて選べる気遣いが嬉しいですね! この価格帯の立ち食いそばでこのサービスは、かなりすごいと思います。

君塚のメニューはテイクアウトあり

お店のメニューには書いてありませんが、君塚はテイクアウトが可能です。

お店の窓ガラスに、さりげなく「TAKE OUT」の張り紙があります。

家やオフィスでゆっくり座って食べたいときに、テイクアウトは便利ですね。

注文時にテイクアウトを希望すると、持ち帰り容器に入れてくれます。

池袋の君塚に行ってきた!昔ながらのほっとする店内

平日のちょっと早いランチタイムに、君塚に行ってきました!

前々から通りかかるたびに気になっていたけれど、訪問するのは初めて。

お店の前を通ると、出汁の良い香りがただよってきます。

これでもかと並ぶ、メニューの数々。どれにしようか迷ってしまいますね。

朝6時半から営業しているので、出勤前に朝ラーメンを楽しむ人も多いとか。

昭和を感じる店構え。暖簾の「そば」の部分は、お客さんが入りやすいように留めてありました。

券売機方式ではなく、レジカウンターで口頭で注文します。

レジ横にはトッピングの自家製天ぷらが並んでいて、どれもおいしそうでした。

店内が混んでいるときは、じっくりメニューを検討する時間がないかもしれません。お店の外であらかじめ決めておくと安心です。

立ち食い専門のお店なので、座席はありません。立ち食い用のカウンターのみです。

道路に面した一面が窓になっているため、店内は日当たりが良く明るい雰囲気。

なんだかほっとするような、昔ながらの立ち食いそば店です。

店内は細長く、窓側と厨房側にカウンターがあります。正直、狭さは否めません。

満席のときは、店内ですれ違うときは注意が必要そうです。

卓上調味料は、七味唐辛子とホワイトペッパー。レジカウンターには醤油や塩もありました。

広くはないけれど、ひとりで食べるには十分な広さのカウンター。

私が行った平日11時ごろは、そこまで混んでいませんでした。12時台が一日で一番混むそうです。

時差来店サービスもあるので、要チェックです。

時差来店サービス

平日13時~14時に来店の人は、玉子無料サービス

クセになる組み合わせ!マーボーそば実食レポ

あまりほかでは見かけない、珍しいマーボーそば(450円)を注文しました。

2021年放送の「沸騰ワード10」、2022年8月2日放送「ウォーキングのヒム太郎」など、たびたびテレビでも紹介されているマーボーそば。

佐藤栞里さん、川田裕美さん、バナナマン日村さんがロケに訪れて食べたそうです。放送翌日は行列ができたとか。

かけそばに、たっぷりの麻婆豆腐。つゆが赤く、斬新な見た目をしています。

赤いマーボーにネギがたっぷりで、とってもおいしそう。

とろっとしたピリ辛の餡からんだ麻婆豆腐。挽肉もちゃんと入っています。

しっかりした食感の木綿豆腐がとてもおいしいです。

「麻婆豆腐は飲み物」ってタレントの若槻千夏さんが昔言っていましたが、そばと一緒に食べていると本当に飲み物のように思えてきます。笑

そば自体は特別コシが強いわけではなく、ごくごく一般的な温かい立ち食いそばといった感じ。

麺の量が多く、食べごたえがありました。450円でお腹いっぱいになれるのは満足度が高いです。

甘じょっぱい関東風のつゆと、ピリ辛の麻婆豆腐。想像以上によく合います。

そばと麻婆豆腐の両方が楽しめる、新しいおいしさでした。

スープは無料のそば湯で割って、最後まで楽しめます。(そば湯は注文カウンターにあります)

君塚のマーボーそば誕生秘話

お店の人にマーボーそばが誕生したきっかけについて聞いたところ、お客さんの一言で偶然生まれたものなのだとか。

マーボー丼のマーボーをそばにかけて欲しいとリクエストがあり、とてもおいしそうに食べていたそう。

それを見た店長もマーボーそばを食べてみたところ、思いのほかおいしかったのでメニューに加わったそうです。

偶然が生み出したマーボーそば、今ではすっかりお店の名物メニューとなりました。

池袋の君塚でおいしいそば・うどんをリーズナブルに楽しもう

歴史を感じさせる店内で食べるボリュームのあるそばは、とても満足感がありました。

注文するとすぐに出てくるので、急いでいるときや、小腹が空いているときにサクッと食べるのにも適しています。

何よりお手頃価格でお腹いっぱいになるので、気軽に行けるのが嬉しいです。

こういう昔ながらの立ち食いそばのお店は、いつまでもなくならないでほしいものです。

今度はほかのメニューも食べてみたいと思います。

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