「NBAの伝説」ビル・ラッセル氏が死去、88歳 人種差別とも戦い、1963年の大行進にも参加

NBAの伝説的存在ビル・ラッセルさんが死去した。88歳だった。ボストン・セルティックスで活躍し、1956年から1969年にかけて11回の優勝を記録。NBAの最優秀選手に5回選ばれたほか、1956年のメルボルン五輪では、米国代表チームで金メダルを獲得した。

遺族は7月31日にツイッターで声明を発表。「ビル・ラッセル、アメリカのスポーツ界で最も成果を上げた勝者が、妻ジェニーンに看取られ、88歳で安らかに息を引き取りました」と綴られている。

1975年にバスケットボールの殿堂入りを果たし、2021年にはコーチとして再び殿堂入りした。セルティックはラッセルの背番号「6」を永久欠番にしている。

2011年にはバラク・オバマ大統領(当時)から自由勲章を贈られていたラッセルは、人種差別と戦ったことでも知られており、マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが「私には夢がある」と演説を行ったことで知られる1963年のワシントン大行進にも参加していた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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