上海で長野の伝統工芸披露 飯田水引や伊那紬に注目

中国上海市の芸術品博物館に展示された「飯田水引」の鶴と亀のオブジェ=7月(共同)

 【上海共同】中国の上海芸術品博物館で開かれている国際伝統芸術招待展に長野県が伝統工芸品を出展している。金色をベースとした「飯田水引」の鶴と亀のオブジェや、深みのある色合いの「伊那紬」のネクタイ、伝統和紙「内山紙」を展示し、訪れた人の目を引いている。

 水引の精緻なデザインに見入っていた40代の中国人女性は、中国にはひもを編んで作る伝統的な飾りの「中国結び」があるが、細くよった和紙を編み込んだ水引は「初めて見た」と話した。

 長野県上海事務所の神林哲也所長は「長野には豊かな自然や風土・文化を背景に生まれた優れた工芸品が数多くある」と述べた。

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