「第74回猪名川花火大会」の中止が正式に決定。コロナ第7波の影響を受け

兵庫県川西市と大阪府池田市が共同で開催する「猪名川花火大会」。
猪名川の河川敷両岸に毎年多くの観客が集まる、夏の一大イベントとして人気の花火大会です。

「第74回猪名川花火大会」の開催中止が決定

2022年8月20日(土)に、4年ぶりに開催予定だった「猪名川花火大会」。

しかし、新型コロナウイルス感染症がこれまでにない速さで拡大。医療・救急体制が逼迫し、市民の生活安全を脅かしかねない状況となっています。

このような状況の中で都市間の大規模な人流を伴う同花火大会を開催することは、医療・救急体制のさらなる逼迫を招くことが懸念されることから、「第74回猪名川花火大会」の中止が正式に決定されました。

川西市長のコメント

「第74回猪名川花火大会」開催中止の決定に伴い、川西市の越田謙治郎市長は以下のコメントを発表しました。

川西市としても、コロナ禍の中でも、4年ぶりに開催すべく関係機関と協議を重ね、あと一歩というところまで漕ぎつけました。そのような中、新型コロナウイルス感染症の第7波により、急速に拡大し、市民の日常生活に支障をきたすまでになっています。

この現状を踏まえると、川西の医療・救急体制を確保するため、市の本来すべき業務に集中し、市民の日常生活の安全を守ることが私の使命であると考えています。

多くの方が楽しみにされていたことと存じますが、今回の中止の判断について、ご理解をいただきたいと思います。

来年こそはコロナ禍が落ち着いて、皆さんと一緒に盛大な猪名川花火大会を楽しめるように、準備を進めていきたいと考えています。

※【画像・参考】川西市

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