市町村てくてく散歩#52~トミドコロが印西市をてくてく~【前編】

市町村てくてく散歩#52~トミドコロが印西市をてくてく~【前編】

 チバテレで毎週金曜22時に放送している番組「市町村てくてく散歩」。
 魅力あふれる千葉県の各市町村を、ゲストの方がほのぼの散歩していきます♪

 第52回は、お笑い芸人・トミドコロさんが印西市をお散歩しました!

 千葉県の北西部・北総地域に位置し、人口10万人を抱える印西市は、周辺3市にまたがる“千葉ニュータウン”の中心都市として市街化が進む一方、利根川・印旛沼・手賀沼と三方を水辺に囲まれ、豊かな自然と農業環境にも恵まれたバランスの取れた都市です。

♦ 印西市木下は江戸時代、「○○」で栄えていた!?

 そんな印西市は、古くから“水運で栄えた街”ということをご存知でしたか?

 まず印西市の歴史を学ぶため、トミドコロさんが初めに訪れたのは「吉岡まちかど博物館」。

 利根川舟運で栄えた印西市“木下(きおろし)”の歴史を学べる施設です。

 今回は木下まち育て塾の伊藤さんに案内いただきました♪

 今、博物館となっているこの蔵は、江戸時代~明治にかけて河岸問屋をやっていた吉岡家の蔵。

 蔵が建てられたのは明治24年で、蔵自体も100年以上の歴史を持っているんですよ♪

 印西市と川は昔から密接に関係しており、江戸時代には「木下河岸」という“川の駅”として、多くの船が出入りしていました。

 なんと、当時は年間で4500艘もの船が木下河岸から出ていたのだとか。
 大名なども訪れていて、明治には幕末の偉人・山岡鉄舟も木下の地を踏んだそうですよ♪

 江戸から三社詣(香取神宮、鹿島神宮、息栖神社)に行くために木下を通るため、「木下街道」ができるなど、江戸でも木下はよく知られていました。

 吉岡まちかど博物館では不定期で各種イベントも開催しています。
 詳しくは「木下まち育て塾」のHPをご確認ください。

♦ 12万年の時を超えたロマン…貝層に想いを馳せて

 続いてトミドコロさんがやってきたのは、「木下万葉公園」。
 ここでは、約12万年以上前、関東平野が海であったことを示す「木下層」が見られるんです!

 中でも、公園内で見ることができる「木下貝層」は厚さ4.3メートル、長さ45メートルに渡って貝類の化石が密集する、木下層の模式的な構図を観察できます。

 国の指定天然記念物にもなっているんですよ♪

 さらに、木下万葉公園にはこんなスポットも…。

 トミドコロさん、ローラー滑り台に挑戦です。

 意外とスピードがでる滑り台に大絶叫のトミドコロさんでした♪

~ 後編につづく ~

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