佐野元春の約3年半ぶりとなるツアーが決まった。佐野元春 & THE HOBO KINGバンドによるプレミアム・ライブ、『Smoke & Blue』。ブルースやフォーク、ニューオリンズなどルーツ音楽傾向のアレンジで元春ナンバーを演奏、ソングライター・佐野元春の歌世界の新たな一面が垣間見られる定評あるライブ・ステージだ。 コヨーテバンドとの新作を出したばかり、ファンにとってはまだ新作の余韻が残る中でのビルボードライブツアー発表。佐野に現在の心境を聞いてみた。
「とにかく『今、何処』の評判がいいのでホッとしている。コヨーテバンドとの最高のアルバム。もっと多くの人に聴いてもらいたいと思ってる」
リリースされてファンの間でも傑作との評判が高い『今、何処』だが、このアルバムのライブツアーは? との質問には、
「まだ先になりそう。7月にツアーが終わったばかりなので充電が必要。タイミングが来たら知らせるよ」
とのこと。 また、
「ビルボードライブの見どころはザ・ホーボーキング・バンドだ。コヨーテバンドとは違う音楽を演ってる。ブルースやフォークといったオーガニックな演奏が特徴だ」
とも語っている。 ザ・ホーボーキング・バンドのメンバーは、古田たかし(ドラムス)、Dr.kyOn (キーボード)、井上富雄 (ベース)に加え、長田進(ギター)の4人。同メンバーで『月と専制君主』(2011年)、『自由の岸辺』(2018年)という2枚のアルバムをリリースしている。
「今回のビルボードライブはその2枚のアルバムからのベスト曲と、できたら新曲もチャレンジしたいと思ってる」
とのこと。