千體寺の収蔵庫 ボランティアで塗装工事

 大和郡山市の千體寺で、重要文化財の厨子を納める収蔵庫の改修工事を関西の塗装店などがボランティアで行っています。

 ボランティアで塗装工事を行っているのは全国の塗装店で作るボランティア団体「塗魂ペインターズ」に参加する塗装店です。千體寺では本尊の阿弥陀三尊像を納める国の重要文化財・紫檀塗螺鈿厨子を、約20年前から収蔵庫で保管しています。千體寺は住職がおらず、30年以上地域の人たちに守られてきましたが、収蔵庫の補修には行政の補助もなく困難があったところ、様々な公共施設などでのボランティア工事で実績のあるこの団体が引き受けたということです。工事は8月6日までの予定で関西一円から10社以上の塗装店が参加して進められます。3日は中塗りが行われプロの手で広い外壁があっという間に美しく塗り直されていきました。

千體寺・世話役 松川清さん
「先祖から持ってこられたものを次の世代に引き継ぐのが私たちの役割ですので大変ありがたい。」

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