新潟県には、大雨特別警報が発表されている。警戒レベル5に相当し、何らかの災害がすでに発生している可能性が高い。命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況となっている。引き続き、土砂災害に最大級の警戒が必要だ。
前線が日本海から北陸を通って日本の東にのびており、前線上の低気圧が日本の東を南東に進んでいる。前線は4日（木）夜にかけて西日本まで南下した後、5日（金）には日本の南に南下する見込み。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、東日本から西日本にかけては大気の状態が非常に不安定となりそうだ。
新潟県には、大雨特別警報が発表されている。これまでに経験したことのないような大雨となっていて、何らかの災害がすでに発生している可能性が高く、警戒レベル5に相当する。命の危険が迫っているため、直ちに身の安全を確保しなければならない状況だ。
北陸では、大気の状態が非常に不安定になって、猛烈な雨が降っている所がある。これまでの大雨により、土砂災害や浸水害、洪水害の危険度が非常に高くなっている所がある。東日本を中心に、4日（木）は雷を伴った非常に激しい雨が降り、局地的には猛烈な雨が降って大雨となる所がある見込み。
＜5日（金）正午までの予想雨量（多い所）＞
北陸 250ミリ
東海 150ミリ
東北、関東甲信 100ミリ
近畿 80ミリ
新潟県では、引き続き土砂災害に最大級の警戒が必要で、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要となる。新潟県以外の北陸、東北、東海でも、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要だ。東日本から西日本にかけては、落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要で、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。ひょうが降るおそれもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要だ。
