【夏の甲子園】鹿児島実「借り返す」 県勢リベンジ成るか…初戦の明秀学園日立は強力打線、センバツで大島破る

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大阪市で行われた第104回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会=3日午後(代表撮影)

 第104回全国高校野球選手権大会に出場する鹿児島実は、明秀学園日立(茨城)と初戦を迎える。試合は大会第5日の第3試合(10日午後1時開始予定)で2回戦からの登場する。明秀学園は夏の大会初出場。2、3日に打撃練習などを行った鹿実の選手は、リラックスした表情で抽選を見守った。

■運命? の「18番」

 “運命”かもしれない。甲子園の抽選会で、鹿実の駒壽主将が掲げた番号は県大会と同じ「18番」。その18番が引き寄せた相手は、春の選抜大会1回戦で大島を破った明秀学園日立だった。

 佐藤や石川らが並ぶチーム打率4割4厘の強力打線。その攻撃を、エース赤嵜が最少失点に抑えられれば勝機が見えてきそうだ。

■攻略ポイントは?

 対戦した大島の塗木哲哉監督は「相手に複数点数をやらず、鹿実が複数点数を取る」と攻略のポイントを挙げる。鹿実の駒壽主将は「大島の分まで勝ちにこだわって、借りを返す」と力を込めた。

■明秀日立 打率4割4厘強打のチーム

 1925年に助川裁縫女学院として開校し、48年に日立女子高へ校名変更。96年に女子校から男女共学になった。野球部は96年に創部し、夏の甲子園出場は初めて。春は今春4年ぶり2度目の出場を果たした。

 茨城大会6試合でチーム打率4割4厘、1試合平均11.16安打で9.16得点。上位から下位まで切れ目のない強力打線だ。上位には、打率6割2分5厘の本坊や15打点を挙げた佐藤らが並ぶ。下位も長打力があり本塁打はチームで6本。投手は、最速143キロの直球を持つ右腕猪俣が中心。県大会では、石川主将も好救援を見せた。

【表】夏の甲子園組み合わせ。優勝はどこに。鹿児島実は第5日に明秀学園日立(茨城)と対戦