全国的に厳しい暑さ続く 東・西日本と沖縄・奄美は晴天多い 気象庁1か月予報

 気象庁は4日(木)、向こう1か月(8/6~9/5)の天候の見通しを発表した。全国的に暖かい空気に覆われやすいため、向こう1か月の気温は高く、特に8月中旬にかけてはかなり高くなる見込み。北日本は平年に比べて曇りや雨の日が多いが、東・西日本と沖縄・奄美は平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。

 1週目(8/6~8/12) 北日本は低気圧や前線の影響を受けやすく、平年に比べて曇りや雨の日が多い見込み。東日本の太平洋側、西日本、沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多くなりそうだ。

 2週目(8/13~8/19) 東・西日本と沖縄・奄美は太平洋高気圧に覆われやすく、平年に比べて晴れの日が多い見込み。

 3~4週目(8/20~9/2) 北日本では、天気は数日の周期で変わる見込み。東・西日本と沖縄・奄美は、平年と同様に晴れの日が多くなりそうだ。

■高温に関する早期天候情報

 北日本の太平洋側、東・西日本、沖縄・奄美は、10日(水)ごろからの5日間ほどは、気温が平年よりかなり高くなる可能性がある。このため、気象庁は「高温に関する早期天候情報」を発表し、農作物や家畜の管理等に注意するよう呼びかけている。熱中症対策など、健康管理にも注意が必要だ。

■早期天候情報とは
 原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の6日後から14日後までを対象として、5日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または5日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表される。

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