鮮度保持袋の効果とは？ほうれん草・いちご・バナナで検証してみた！

野菜や果物を長持ちさせたい！

日々お料理やお菓子作りをする中で、野菜や果物の鮮度が落ち、味や見栄えが悪くなってしまった経験、ありませんか？ 野菜や果物の鮮度を長持ちさせられる鮮度保持袋を使えば、その悩みも解消♪ いろいろな鮮度保持袋がありますが、今回は「ベジフレッシュ」という製品について詳しくご紹介します。

鮮度保持袋ベジフレッシュってどんなもの？

青果物は、酸素濃度が低くなると呼吸が抑制されて休眠状態になり、鮮度を保つことができるといわれています。 大気中には酸素21%・二酸化炭素0.03％がありますが、ベジフレッシュは袋内部の空気を酸素5～10%・二酸化炭素5～10%に調整。 ガス透過度の異なる2種類の特殊なフィルムを用いて、袋内部のガス(酸素・二酸化炭素)をコントロールし、鮮度保持を行う袋なのです。

ベジフレッシュを使って比較実験してみた

今回は、傷みやすい野菜と果物(ほうれん草・いちご・バナナ)を用意。ベジフレッシュのあるなしで違いが出るのかを検証しました。

ほうれん草

条件

結果

10日後

ベジフレッシュ使用のほうれん草は、まだ葉がシャッキリしていてみずみずしい感じ。 不使用のほうれん草は、葉の上のほうが萎びてきています。内側の葉は変色して溶けたようになっていました。

いちご

条件

結果

5日後

いちごのヘタを比べると大きな差があります。不使用のいちごは、ヘタが萎びてきていて鮮度が落ちていることが明らか。 果肉部分の見た目も、ベジフレッシュ使用のいちごはきれい。

ケーキに使用するいちごは見栄えが大事ですが、事前に買っておくといざケーキを作ろうとしたときに鮮度が落ちていることも。 ベジフレッシュを使うと、少しの間長持ちさせることができます。

バナナ

条件

結果

3日後

ベジフレッシュ不使用のバナナは、シュガースポットが現れる。5日後

ベジフレッシュ使用のバナナは、まだ黄色いまま。7日後

ベジフレッシュ使用のバナナにも少しシュガースポットが現れる。

断面を比べてみた

皮だけでなく、身の熟し方にも違いが。 ベジフレッシュ使用のバナナは程よい甘味があり、不使用のバナナはここまで熟すと甘くなりすぎてぼやけた味に。

バナナを冷蔵保存してみた

バナナは通常常温保存ですが、ベジフレッシュを使えば冷蔵庫に入れてもOK。さらに日持ちがUP！

ベジフレッシュに入れて冷蔵保存したバナナは、2週間経っても熟しすぎずにおいしく食べることができました。

ベジフレッシュ使用時の3つのポイント

1.袋の口を留める

袋の上部を折り返してマスキングテープなどで留め、新しい空気が入らないようにしましょう(袋を閉じるとき、中に自然に入った空気は抜かない)。

2.冷蔵庫(野菜室)に入れる

野菜や果物の鮮度を保つには温度を下げることが重要。 ベジフレッシュに入れた野菜は冷蔵庫(野菜室)で保存しましょう。 ※バナナなどは常温でも使用できますが、温度を下げることで効果が高まります。

3.洗えば再利用できる

ベジフレッシュは、穴が開くまで鮮度保持効果が持続。 洗って乾かせば、再利用も可能です。雑菌を繁殖させないためにも、毎回水洗いすることをおすすめします。

ベジフレッシュの大きさによる使い分け

cottaで取り扱いのあるベジフレッシュは5サイズ。 どの大きさに、どんな青果物が入るのか参考にしてみてください。

ベジフレッシュ(7号)

サイズ：150mm×300mm

きゅうり5本

ベジフレッシュ(10号)

サイズ：180mm×270mm

にんじん3本、かぼちゃ1/4

ベジフレッシュ(11号)

サイズ：200mm×300mm

ブロッコリー小1株

ベジフレッシュ(12号)

サイズ：230mm×340mm

ほうれん草1束、キャベツ1/2

ベジフレッシュ(13号)

サイズ：260mm×380mm

ブーケレタス1玉

ベジフレッシュを活用してみて！

野菜や果物を休眠状態にすることで、鮮度とおいしさを長持ちさせるベジフレッシュ。 一人暮らしで食品が余りがちな方、週末にまとめ買いしたい方、安売りのときにたくさん買いたい方、ぜひベジフレッシュを活用してみてください。食品ロスの削減にもなり、おすすめです！

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