プリンス死去から6年 遺産問題進展 総額200億円超から7.5億円のみ遺族間で分配へ

米アーティスト・プリンス氏の遺族が、総額1億5640万ドル(約208億円)の遺産の内、約560万ドル(約7億5000万円)を相続することが決定した。2016年に事故的な薬物過剰摂取により57歳で他界したプリンスは遺書を残しておらず、今回遺産分配に関し遺族たちの間で遂に合意に至ったかたちだ、

ザ・ブラストが入手した法廷書類には、「563万8878ドル29セントが分配される」と綴られている。

遺産が分配されるのは、プリンスの年長の兄姉3人と、遺産の権利を妹タイカ・ネルソン、兄アルフレッド・ジャクソンと弟オマー・ベイカーから買い取った音楽会社プライマリー・ウェーブだ。

アルフレッドともう一人の兄弟ジョン・R・ネルソンは裁判中に他界したため、その遺族には遺産が渡らないという。

プライマリー・ウェーブは、今回遺産相続の件が解決したことを「非常に嬉しく思っている」とビルボードに語っている。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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