新烏城ブレンドで岡山城一新PR 7日、京橋朝市でコーヒー初販売

販売を始める「新烏城ブレンド」

 岡山城のリニューアルオープン(11月3日)をPRしようと、県内の喫茶店や飲食店83店でつくる県喫茶飲食生活衛生同業組合(岡山市北区野田屋町)は、歴代城主をイメージしたドリップコーヒー「新烏城ブレンド」を作った。8月7日に同市で開かれるイベントで初めて販売する。

 どっしりとした濃厚な風味とキレの良い後味に仕上げた。県内のイベントに出店しオリジナルコーヒーを提供している組合理事の岡崎祐介さん(42)=同市=が中心となって企画。「城主を務めた池田氏の手腕や宇喜多氏の知的なイメージから発想した」という。焙煎(ばいせん)は、組合に加盟するコーヒー豆専門店「ばんこく珈琲(コーヒー)」(同野田)が担う。

 イベントは市中心部の旭川河川敷で開かれる京橋朝市。2パック300円で販売する。時間は午前5時~10時ごろ。

 今後、毎月第1日曜日開催の京橋朝市で継続して販売するほか、組合加盟の喫茶店でも提供する予定。同組合は「コーヒーを飲みながら、リニューアルする“漆黒”の天守閣に思いをはせてもらえたら」としている。問い合わせは同組合(086―222―8014)。

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