緊急通報以外もローミング

ソフトバンク宮川社長

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記者会見するソフトバンクの宮川潤一社長=4日午後、東京都港区

 ソフトバンクの宮川潤一社長は4日、緊急時に通信会社間で回線を乗り入れる「ローミング」に言及し、緊急通報以外でも利用できる仕組みが必要との認識を示した。決算記者会見で「(携帯電話の)社会インフラとしての重要度が増している。110番や119番の通話の確保だけでは、世の中のパニックは収まらないのではないか」と指摘した。

 7月に発生したKDDI(au)による大規模な通信障害を受け、総務省を中心にローミング実現に向けた本格的な議論が進む見通しだ。宮川氏は「通信速度にこだわらず、メールやLINE(ライン)など、最低限の通信手段の確保を検討していきたい」と述べた。