大河ドラマ「鎌倉殿の13人」出演者の作品も 鶴岡八幡宮で6日から「ぼんぼり祭」開催

大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の登場人物が描かれたぼんぼり=鎌倉市雪ノ下2丁目

 鎌倉の夏の風物詩となっている「ぼんぼり祭」が、6日から鶴岡八幡宮(鎌倉市雪ノ下)で開催される。9日まで。

 祭りは海水浴客に境内へ足を運んでもらい鎌倉の文化に親しみを持ってもらおうと、鎌倉ペンクラブなどの協力を得て1938(昭和13)年に始まり、今回で83回目。例年、鎌倉にゆかりのある著名人が揮毫(きごう)した書画を大小約400基のぼんぼりに仕立て、日没後に境内を幻想的に照らす。

 東大名誉教授の養老孟司さんやフリーアナウンサーのみのもんたさんのほか、NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で源頼朝役を務める大泉洋さんらドラマ出演者によるぼんぼりが並ぶ。今年は、大河ドラマをテーマにした作品が目立つという。

 鶴岡八幡宮は「作品は毎年替わるので、その年限りのぼんぼりを楽しんで」と来場を呼びかけている。

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