世界平和統一家庭連合（旧統一教会）と政界の関わりが問題視されている中、福井県の杉本達治知事は8月4日、初当選した2019年の知事選やその後の政治活動について「後援会に確認したところ、金銭的、人的な支援は一切受けていなかった」と述べた。団体の関連イベントにも参加したことはないとした。定例会見で記者の質問に答えた。
杉本知事は7月20日の会見で、19年に愛知県で開かれた旧統一教会の関連イベントに私費で祝電を送ったことを明らかにしていた。
北陸3県の知事では、石川県の馳浩知事が、過去の選挙で世界平和統一家庭連合の支援を受けていたことを明らかにしている。富山県の新田八朗知事も、20年の知事選で関連団体から支援を受け、21年7月には同連合の関連イベントに参加していたと明らかにしている。
