2022年度 都医学研都民講座(第4回)を9月25日(日)に開催します

その眠気、病気かも

東京都医学総合研究所 (所在地・東京都世田谷区、理事長・田中啓二(たなかけいじ)) は 一般の方向け講演会として都民講座 「その眠気、病気かも」を 2022年9月25日(日曜日)に開催します。 講師に東京医科大学 睡眠学講座 教授 中山 秀章 先生をお迎えし、当研究所の本多 真 プロジェクトリーダーとともに、お話しいただきます。
なお、今回の講座は、ハイブリッド形式(会場+オンライン配信)にて開催します。皆様のご参加をお待ちしています。

1 日 時 2022年9月25日(日曜日)午後2時30分から午後4時まで

2 開催方法 会場とWeb会議システム「Zoom」によるハイブリッド開催

3 演 題

「睡眠時無呼吸と眠気」
東京医科大学 睡眠学講座 教授 中山 秀章

【講師略歴】
1990年3月 新潟大学医学部医学科卒業
1993年7月 国内留学 昭和大学医学部第二生理(~1995年9月)
1999年7月 米国留学 ウイスコンシン州立大学(~2001年6月)
2006年4月 新潟大学助教
2010年12月 新潟大学講師
2013年4月 東京医科大学病院呼吸器内科 准教授
2019年4月 東京医科大学睡眠学講座 教授

【講演要旨】
いびきを指摘されたり、睡眠中に呼吸が止まっていると言われたり、また、見たりしたことはありませんか?そのような場合は、睡眠時無呼吸の可能性がありますので、一度、検査を勧めます。ただ、一人暮らしでわからないという方もいるかもしれません。そのような方の場合には、眠気がある、あるいは、よく眠れていないなどの症状を自覚している中高年の方は、かかりつけの先生などの医療関係者に相談してください。今回、睡眠時無呼吸という病気と、眠気あるいは不眠の症状の関係についてお話させていただきます。

「眠気の評価と”居眠り病”」
東京都医学総合研究所 プロジェクトリーダー 本多 真

【講師略歴】
1989年3月 東京大学医学部医学科卒業
1989年6月 東京大学医学部附属病院医員
1997年4月 東京都立松沢病院医員
2001年9月 スタンフォード大学ナルコレプシー研究センター研究員
2003年6月 東京都精神医学総合研究所睡眠障害研究部門部門長
2005年4月 東京都医学研究機構・東京都精神医学総合研究所 睡眠PJリーダー(改組)
2011年4月 東京都医学総合研究所・精神行動医学研究分野 睡眠PJリーダー(改組)
現在に至る
診療活動
2003年7月 代々木睡眠クリニック(現睡眠総合ケアクリニック代々木)非常勤医
2014年4月 晴和病院(睡眠外来)非常勤医
2020年6月 小石川東京病院(睡眠外来)非常勤医師 (改築に伴う移転)

【講演要旨】
眠気・居眠りは身近なものですが、それが病的なものと判断するのは難しいです。眠気の原因は様々で、寝不足、リズムのずれ、睡眠の質が悪い場合などが多く、ねむりの仕組みを知り、よい眠りをとることで眠気に対処します。しかし夜の眠りが十分とれていても抵抗し難い眠気で眠り込んでしまう「過眠症」という病気があります。過眠症の代表が”居眠り病”とも呼ばれるナルコレプシーです。眠気は学校・社会生活に大きな支障をきたすため、早目の診断・治療が大切です。本講座では眠気の判定法や対処法と過眠症の症状をご紹介します。ご自身や周囲の方が眠気で困っておられたら、睡眠医療専門機関への受診をお勧め下さい。

4 参 加 定員540名
(都医学研講堂:40名、オンライン:500名 事前申込、先着順、無料)

5 申 込
【会場で聴講する方】
往復はがき又はメールでお申し込みください(1通につき2名まで)。
往復はがきは、住所、氏名(フリガナ)、電話番号、2名希望の場合は同伴者氏名及び「第4回都民講座(対面式希望)」と記入の上、お申し込みください。返信用はがき表面にも郵便番号・住所・氏名を必ず記入してください。
メールは、件名を「第4回都民講座(対面式希望)」とし、氏名、電話番号及び2名希望の場合は同伴者氏名を記入の上、申込専用アドレス(tomin@igakuken.or.jp)までお申し込みください。
※マスク着用、手洗い、アルコール消毒、咳エチケットの徹底へのご協力をお願い申し上げます。
※入場時に、サーマルカメラによる検温および手指消毒へのご協力をお願い申し上げます。37.5℃以上の発熱が確認された場合、ご聴講をお断りさせていただきます。

【オンライン視聴の方】
ホームページ(https://www.igakuken.or.jp/public/tomin/2022/tomin04.html)の登録フォームよりお申し込みください。

【締切】
締切は9月20日(火曜日)(往復はがき:必着、メール:必着)