渋谷区役所に無料ボッチャ専用コートが誕生 東京パラで競技熱高まる

東京都内の自治体としては初めてとなる「ボッチャ」専用のコートが8月1日、渋谷区役所に誕生しました。区ではボッチャの普及に力を入れていきたいと意気込んでいます。

ボッチャは赤と青のボールを目標の白いボールに近づける競技で、年齢や性別、障害の有無にかかわらず誰もが楽しめるパラスポーツです。

今回、渋谷区では東京大会をきっかけに競技熱が高まるボッチャをさらに普及させたいとして、専用コートを開設しました。ボッチャの専用コートは区役所15階のフリースペースに設置されています。利用者は「いつもより広いところでプレーできるから楽しい」「体育館では自分たちでテープを貼ったり準備が必要だが、すぐ来て競技できる。いつでもプレーできるのでとてもうれしい」などと話していました。

渋谷区・スポーツ振興課の美濃部悠主任は「ボッチャは誰でも簡単に始められるのが特徴。次のパラリンピックで金メダルを取るような選手がこのコートの利用者から出てくれると非常にうれしい」と話し、気軽にボッチャを始めるきっかけにしてほしいとしています。ボッチャコートは事前予約制で、渋谷区役所の開庁日に無料で利用できます。

© TOKYO MX