立憲民主党人事刷新か!?議席減の影響と政党のこれからとは?選挙ドットコムちゃんねるまとめ

本記事は8月3日に公開した動画の内容を基に構成しています。

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2022年8月3日に公開された動画のテーマは……参院選議席減の立憲民主党 人事刷新へ!?

ゲストにライターの平河エリ氏をお招きし、立憲民主党の今後について語っていただきました。

参院選惨敗で泉代表の進退はどうなる?

【このトピックのポイント】
・立憲民主党は参院選で惨敗し6議席減。比例代表は維新に約107万票及ばず改選「野党第1党」の座を奪われる
・辻元氏、蓮舫氏など一部議員からは執行部の人事刷新を求めるような発言も。小川氏は執行部辞任の意向を明らかに
・平河氏「党の足場を固めるチャンス」「地方議員を活かす組織づくりを」

立民参院選惨敗 野党多党化へ

夏の参院選で立憲民主党は改選23議席から6議席減。比例代表では日本維新の会より1議席少ない7議席の獲得にとどまり、改選「野党第1党」の座を奪われる結果となりました。

維新は大阪で立憲より約200万票多く獲得しており、平河氏は「大阪での強さと全国での底上げによって今回の維新勝利につながったのではないか」と分析しました。

さらに平河氏は立憲民主党の存在感が薄らいでいる点について言及。「維新だけでなく、参政党、れいわ新選組、NHK党など個性的な政党の台頭によって何をやっているのかよくわからない政党という印象を強めてしまった」とコメントしました。

立憲民主党の存在感の薄さについて、MC鈴木は「泉代表になってからの国会活動の変化の影響しているのでは」と指摘。平河氏も同意しつつ臨時国会の日程を3日間で合意したことについて「手ぬるいと言われている」と紹介し「野党第1党はチェック&バランスをする政党」「それがないと野党第1党の存在意義が疑われる」とコメントしました。

平河氏「国会での党の存在感の薄さがそのまま泉代表の存在感の薄さに直結している」

立憲執行部 人事刷新?

参院選の結果を受けて、立憲民主党党内では執行部の人事刷新の動きが出てきているようです。辻元氏がテレビ番組で人事刷新に言及、蓮舫氏もSNSでその発言について同意する旨の投稿をしています。

政調会長である小川氏は、すでに自ら執行部を辞任する意向を示しています。

この動きについてMC鈴木は「参院選は今の執行部が発足してから半年。今回の結果を新執行部の責任とするには違和感がある」「人事を刷新すれば今の苦境を解決できるとは思えない」とコメントしました。

平河氏も「泉さんは就任したばかりでご自身も若い。泉さんがやめたからと言って他の候補がいるわけでもなく、代表を変えることについては疑問」と同意。千葉氏は「代表を変えること以外に対策がないから役員交代の話になっているのでは」と指摘しました。

人事刷新以外に打つ手を見いだせない立憲民主党の今後について、平河氏は「今は政党再編というような雰囲気ではない。立憲にとっては足場を固めるチャンス」とコメント。

さらに、維新と立憲の構造の違いに言及し、「地方議員を組織の中で活かしていくことが必要」「いつまでも国会議員や代表の顔頼みでは健全ではないのでは」とまとめました。

8月3日には党の両院議員総会が行われており、平河氏は「泉さんは辞めないけど他の方は辞める方がいるかも」と予想しました。

動画本編はこちら!

参院選で議席減の立憲民主党!復活のカギはどこに?

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