年金運用、3.7兆円の赤字 GPIF、4~6月期

 公的年金の積立金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は5日、4~6月期の運用実績が3兆7501億円の赤字だったと発表した。世界的にインフレが進行する中、金融政策の引き締めで景気後退への警戒感が広がったことによる株安などが影響した。

 1~3月期も、ウクライナ情勢などを背景に約2兆2千億円の赤字だった。四半期別で、2期連続赤字になったのは2016年1~3月期、4~6月期以来。担当者は「将来世代の負担が大きくなりすぎないよう長期的な観点で運用しており、年金給付額にすぐに影響するものではない」と説明した。

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