耳でも“涼”を楽しんで―。岡山市中心部の岡山城下周辺の旭川を遊覧しながら、怖い話を聴く初の「納涼怪談クルーズ」が8月の毎週土曜日に運航される。
月見橋付近のボート乗り場が発着点。岡山城天守閣をイメージした黒い船(定員12人)に乗り、後楽園や城を眺めながら1周約3キロのコースを30分かけて巡る。伝承民謡研究家の住宅正人さん=岡山市=が、雨月物語「吉備津の釜」といった岡山に伝わる怪談話を披露する。
6、13、20、27日の午後5時出航で、各日定員10人。要予約。運賃は中学生以上3千円、小学生以上1500円、未就学児は無料。天候により運航を中止する場合がある。
ほかに、船内でフルーツや地ビールを味わえる夏の特別クルーズイベントも用意している。申し込みは、おかやま旭川遊覧クルーズ(086―201―1601)。