【新型コロナ】5日の神奈川 22人死亡1万3178人感染

 新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県内で5日、新たに22人の死亡と、10歳未満~100歳以上の男女1万3178人の感染が確認された。1日当たりの新規感染者数が1万人を超えるのは15日連続。

 横浜市内で亡くなった9人のうち5人はクラスター(感染者集団)が発生した市内施設の入居者や入院患者。そのうち3人は別々の有料老人ホームに入居していたが、中区の90代女性は7月31日に陽性が判明し、8月2日に新型コロナによる肺炎で亡くなった。保土ケ谷区の90代女性は7月29日に陽性が判明し、8月4日に新型コロナで亡くなった。南区の100歳代男性は7月26日に陽性が判明。8月4日に心不全で亡くなった。

 川崎市宮前区の90代男性は、市内の有料老人ホームの入居者。1日夜に容体が急変して市内の病院に搬送され、陽性が判明。2日に別の病院に転院したが、4日に死亡した。

 県は新たに4511人が自主療養したと発表した。自主療養の累計は8万266人となった。

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 綾瀬市は5日、古塩政由市長の新型コロナ感染を発表した。4日夕に喉に違和感があり、5日に自宅で抗原検査をして判明した。発熱はなく、14日まで自宅で療養し、テレワークで公務を行う。

 県は県内米軍基地での7月25~31日の1日当たりの平均新規感染者数を公表した。横須賀基地(横須賀市)6.0人、キャンプ座間(座間、相模原市)3.1人、厚木基地(大和、綾瀬市)1.3人だった。外務省から情報提供があった。

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