今夜の金ロー『モンスターズ・インク』トリビア&あらすじ紹介!! ピクサー史上最も複雑なシーンとは?3Dアニメ初の試みも⁉

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ディズニー&ピクサーの人気作『モンスターズ・インク』(2001年)が本日2022年8月5日(金)、日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」(21時~)で放送される。3Dアニメ映画で初めてだった試みや、寿司屋の名前の由来など、ココを見ればより楽しめる!? そんな注目ポイントにまつわるトリビアを一挙ご紹介する。

祝・日本公開20周年!『モンスターズ・インク』のあらすじ

日本での映画公開から20年、その当時日本では興行収入95億円の大ヒットを記録し、今なお世界中で愛され続ける大人気シリーズの記念すべき第1作の『モンスターズ・インク』。物語の舞台は、子供たちの悲鳴を集めてエネルギーにする会社、モンスターズ・インク。会社のNo.1《怖がらせ屋》のサリー(石塚英彦/ホンジャマカ)と相棒で大親友のマイク(田中裕二/爆笑問題)は、ある日モンスターシティにいるはずのない人間の女の子ブー(井上愛理)を見つけてしまう。サリーとマイクは、こっそり女の子を人間の世界に戻そうとするがうまくいかず大苦戦!! ふわふわのサリーやギョロ目のマイク、個性的なモンスターたちがたくさん登場!サリーとマイクが人間の女の子ブーと巻き起こす大騒動の結末は!?

『モンスターズ・インク』は“CGI毛皮”を使った初めてのアニメ映画だった!!

サリーの体毛がどうしてあんなにリアルに見えるのか、不思議に思ったことはないだろうか? ピクサーは、アニメーターが毛を一本一本描く必要がないように、独自のソフトウェア「Fizt」を開発!! そのソフトウェアは、サリーの動きに合わせてすべての毛をシミュレートするという超ハイテクっぷりだった。Oh My Disneyによると「サリーの体には2,320,413本の毛が生えている」といい、もし毛の1本1本をアニメ化しようとすると、1フレームあたり12時間の制作時間がかかってしまうそうだ。この画期的なソフトウェアを開発したおかげで、3Dアニメーションに革命が起きたのだった。

口の中も注目!! 登場する9割のモンスターの舌が同じ!?

本作に登場するモンスターはそれぞれインパクトがあふれるルックスの個性派揃い。そんなモンスターたちの舌だけは同じように作られていた!? Oh My Disneyによると「登場するモンスターの9割がマイクの舌と同じ」だそうだ。それぞれのキャラクターはコンピュータ上でモデル化しなければならず、モンスターの舌ぐらいは(観客にバレないように)手間をかけずに作りたかったのかもしれない。

寿司レストランの名前には製作者の特別な想いが込められていた!!

映画では、マイクが恋人のセリアとロマンチックなデートをしようと訪れた寿司レストランで、ブーがサリーのバッグから逃げ出し、その場に居合わせたモンスターたちを怖がらせてしまうという印象的なシーンが登場する。Oh My Disneyによると、映画製作者は寿司屋の名前を慎重に選び、多くの映画監督に影響を与えた伝説的なアーティストの名前を付けたという。「寿司レストランのハリーハウゼンズは、特撮の巨匠であるレイ・ハリーハウゼンにちなんで名づけられた」とのことだ。

子供部屋につながるドア金庫には約570万枚のドアが登場!!

マイクとサリーがブーをランドールから救うために、世界中の子供部屋につながるドア金庫に迷い込んでしまうシーンは、“ピクサー史上最も複雑なシーン”と呼ばれた。というのも、ピクサーの製作陣は、それぞれのドアで世界のどんな場所にでも行ける、本物のドア金庫のように見せるために、何百万枚ものドアを描く必要があったからだ。Oh My Disneyによると「ドア金庫のシーンでは約570万枚のドアが登場する」とのこと。ドアに命と個性を吹き込んだこのシーンも要チェックだ!!

『モンスターズ・インク』は本日2022年8月5日(金)、日本テレビ「金曜ロードシネマクラブ」(21時~)で本編ノーカット放送!ぜひお楽しみに!

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