「いかに早く平常心に戻すかが第一」“開幕戦”登場に気を引き締める日大三島ナイン 甲子園でリハーサルに参加

8月6日開幕する第104回全国高校野球選手権大会の開会式リハーサルが5日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われ、静岡代表の日大三島高校も参加しました。

今年、3年ぶりに一般客を入れて開催される夏の甲子園。5日行われた開会式のリハーサルでは、静岡代表の日大三島ナインも引き締まった表情で行進しました。

一方、リハーサルでは、代表49校のうち、集団感染と判断された4校、さらに複数の選手が体調不良になった2校が欠席するなど選手の体調面が心配されます。

オンラインで取材に応じる日大三島・永田裕治監督

日大三島は6日、開幕戦で栃木代表の國學院栃木と対戦。大一番を前に、選手や監督の胸中を聞きました。

松永陽登投手

「開幕試合を引き当てたのでまさかそんなに早く(試合を)やるとは思っていなかった。バッティング練習では、相手のピッチャーを(映像で)見たので、それをイメージしながら練習している」

対戦相手の國學院栃木2年生エースの盛永智也投手は最速145キロのストレートが武器です。ぜひ、この好投手を攻略して悲願の夏初勝利をつかみたいところです。

夏の甲子園初勝利へ キーマンの一人となる投打の中心松永陽登投手

報徳学園時代を含め、今回で春夏通算20度目の甲子園での指揮を執る永田裕治監督は選手の気持ちを引き締めます。

永田裕治監督

「開会式直後の試合ということですので、その中のフワフワした状態をいかに早く平常心に戻すかということがまず第一」

静岡代表が夏の甲子園で開幕戦を戦うのは10年ぶり。8月6日は開会式直後、午前10時半プレーボール予定です。日大三島ナインが夢舞台で旋風を巻き起こします。

春夏連続の甲子園出場を決めてから1週間 準備万端で夢舞台に挑む日大三島ナイン

© 静岡放送株式会社