レシートで2割還元の「レシ活」 横浜市、26日スタート

スマホでレシートを撮影して参加する「レシ活チャレンジ」=横浜市中区

 横浜市は原油高や物価高対策として、市内の店舗が発行したレシートの利用金額の最大20%を還元する「レシ活」事業を26日から始める。(1)レシ活VALUE(2)レシ活チャレンジ第2弾─の2種類で、期間はいずれも11月末まで。

 (1)は市内居住者が対象。飲食店を除く店舗で発行されたレシートをスマートフォンのレシート買い取りアプリ「ONE」で読み取って送ると、利用金額の最大20%がポイントで還元される。送信できるレシートは1日1枚で、1回の還元上限は食料品などが600円、ガソリンは千円。期間中の還元上限は1人当たり3万円。

 スマホを持っていない人は郵送で申請できる。約500のサポート協力店を募り、スマホの扱いに不慣れな人にアプリのダウンロード・登録や送信方法などを手ほどきするという。

 (2)は飲食店支援に重点を置いたもので、県の「感染対策取組書」を掲示する市内の飲食店を利用した際、レシートの利用金額の最大20%が還元される。利用方法は(1)と同じだがアプリのみで、利用者の居住地に制限はない。レシートは1日3枚まで送信でき、1回でも期間中でも還元上限は1人当たり3万円。

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