北陸線運休続く 富山駅、払い戻しで行列

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 富山県内を襲った大雨から一夜明けた5日、県内の交通機関はほぼ通常通りに運転した。JR北陸線は福井県内の大雨の影響で、特急と普通列車の運休が相次ぎ、富山駅では切符の払い戻しを求める利用客が長い列をつくった。

 北陸線は大阪方面の特急「サンダーバード」と名古屋方面の特急「しらさぎ」が始発から最終まで全て運休となった。普通列車は敦賀―金沢間で始発から運転を見合わせ、設備点検を終えた区間から順次再開している。武生―敦賀間は終日運転を見合わせた。

 富山駅の北陸新幹線改札前には、北陸地区のJR在来線の運転計画を伝える看板が設置された。北陸線の敦賀駅が冠水している写真を掲示し、利用客に運休への理解を求めた。

 大阪市から出張で富山に来た会社員松井智也さん(37)は予約していた特急サンダーバードの切符を払い戻し、名古屋経由で大阪へ戻る高山線の特急ひだの切符を購入した。「家族も心配している。なるべく早く戻りたい」と気をもんだ。

 JR城端線は始発の城端発高岡行きの普通列車1本が運休した。北陸新幹線、氷見線、高山線に運休はない。

 富山空港発着便は始発の富山発1便が欠航した。

  ●9日まで特急運休

 JR西日本金沢支社によると、福井県内で一部路線で水没などの被害があり、特急はサンダーバード、しらさぎとも9日まで全便運休となる。10日以降の運転について、JR西日本金沢支社は決まり次第発表するとしている。

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