昆虫6種が絶滅 県版レッドデータブック改訂

絶滅種に加わったオオイトトンボ(写真右)とマルガタゲンゴロウ(県提供)

 県は5日、県内で絶滅の恐れのある動植物を「県版レッドデータブック」の2020年度改訂版の内容を明らかにした。前回改訂(10年度)から昆虫6種が絶滅し、絶滅の恐れのある種に442種が追加された。シカの食害や森林伐採などが要因とみられており、専門家は「本県の豊かな生態系が失われてしまう」と懸念を募らせている。

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