連続バーディ締めで加速 畑岡奈紗が“名門リンクス”で注意する2つのポイント

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グリーン上でも風との戦いは続いていく(撮影:福田文平)

<AIG女子オープン 2日目◇5日◇ミュアフィールド(スコットランド)◇6680ヤード・パー71>

“一打でもいいスコアで”。そんな気持ちがプレーにも現れた。17番、18番での連続バーディで予選ラウンドを締めくくった畑岡奈紗は、悲願のメジャーに向け、上位争いに食らいついていく。

最終18番で2mながら、下りのフックとけっして易しくはないバーディパットを沈め、まずは“トップ10”を意識した。誤算があるとすれば、「1日1アンダーでもいい位置にいけるかなと思ってたら、上がいいスコアできたので伸ばさないとと思った」という部分。初日は渋野日向子が「65」をマークし、2日目も首位に躍り出たチョン・インジ(韓国)が午後組で「66」を出すなど、当初の予想とは異なる展開になっている。

1つでも多くのバーディが必要と感じるだけに、「上がり2つで獲れたのはすごくよかった」と胸をなでおろす。ただ「これだけタフなコンディションなのでバーディ合戦にはならない。ひとつずつパーを重ねる気持ちでやりました」という丁寧なプレーが、この2日間の根底にあることも忘れてはいけない。

やはり残り2日間も、“風の対応”はキーワードになる。ショット面では、「後半は風とケンカさせたり、あとは的を絞らないといけない。ボヤッとしたまま打つと風に負ける」とターゲットを明確にしたうえで、対応策を考える。

さらにパターでも、こんな点に気をつける。「昨日よりは少なかったけど、アドレスでボールの横にパターを置いた時、(フェース)が風で動く。いつもの力感だと動かされるから、そこでストロークするのが難しかった」。普段とは異なる力感で、いつも通りのストロークを。繊細なプレーだけに、この感覚を磨いておく必要性も感じている。

タフなコンディションは平等。1つスコアを伸ばせば、順位も大きく変わる。リンクスでの戦い方を徹底し、まずはムービングデーで“優勝”を意識できる位置に食い込んでおきたい。