劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ ガーデン』原作 デボラ・インストール来日! 取材会レポ

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劇団四季のオリジナルミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』がツアー公演中だ。また、8月11日からは映画『TANG タング』も公開される。

『ロボット・イン・ザ・ガーデン』は16年ぶりのオリジナル一般ミュージカルとして2020年10月に東京初演。その後は 福岡、東京再演、京都と上演を重ね、今年5月から10月にかけては全国63都市をめぐる全国ツアー公演を行っている。
原作は、デボラが2015年に出版した同名小説。英国やアメリカ、日本など各国でロングセラーとなり、出版翌年にはベルリン国際映画祭で「映画化したい一冊」に選出された。特に日本では続編が本国に先駆けて発表されるほどの人気、今年7月にはシリーズ 5作目となる「ロボット・イン・ザ・ホスピタル」が発売。8月11日には映画「TANG タング」も公開される。
舞台はアンドロイドが人間に代わって家事や仕事を行う近未来。両親を亡くし無気力に日々を過ごす主人公・ベンのもとに、壊れかけのロボット・タングが現れる。ベンはタングを直すために旅に出かけることに。その過程で生まれた絆とそれぞれの成長が描かれる。
取材会前日に名古屋にて『ロボット・イン・ザ・ガーデン』を初めて観劇したデボラ・インストール。まず、このパンデミックで観ることは叶わないのでは?と思っていたそうだが、実際に観劇して「本当にハッピー、日本でミュージカルを観られるのは嬉しい、日本はクールで最高の場所、日本でこの作品をどう愛してくれているのか、ワクワクしていました」と嬉しそうに語り、観劇体験はエキサイティングだった様子。「圧倒されました!大勢の方が観てくださっている」と言い、実際に動いているタングを見て「自分の子供を見守るよう」とコメント、またタングの動きについても感動、またタングとベンの交流についても「全ての場面において丁寧に描いていらっしゃる」と感嘆。

また作品については「身の回りで起こることへの好奇心は大人になるにつれて失われていく、社会への好奇心はタングのパーソナリティであり、可愛さ」と語る。また、自身の息子さんは9歳だそうだが、「似ている」とデボラ・インストール。また、ベンがタングにガムテープを貼るシーンについては、「タングの可愛らしさ」とコメントし、「ストーリー序盤のベンはああいうやり方しかできない人」と。ここはちょっと愛おしい場面で印象に残っている観客も多いと思われる。
また好きなシーンについては2幕冒頭、アキハバラの場面、インパクトのあるエキサイティングなシーンだが、ここがとても気に入ってる様子。「照明の使い方に感心しました」と語り、「Wonderful!」「Exciting!」という言葉が出た。そして、この作品の大きな特徴、見終わったあと、何か温かいものが残るが、それについても「心温まる、気持ちがふっと持ち上がる感じです。前向きさはとても素敵」と語るが、ラスト、ふんわりとした温かく、それでいて元気になれる、という印象を持った観客も多いことと思う。さらに「スキルを持った人たちが集まっている、一つ一つの要素、その日のお客様のために全て出し切る、それをお客様が共有する、毎公演違ったものになる、展開は同じでもチームで何かを作るのは最高です。みんなで素晴らしいものを作っている」とコメントし「この作品は宝物です。一回見ただけでは十分じゃない、観るところがたくさんある、心揺り動かされます」と最大級のPR!

原作は今、世界中で読まれている大ベストセラー、累計発行部数38万部突破。とりわけ日本で愛され、発行部数は本国よりも日本のほうが多いほど。実は著者のデボラ・インストールは学生時代に初めてバックパッキングで初来日、新婚旅行も日本にしたという親日家。本作でも冒険の舞台として東京・秋葉原が出てきたり、話の展開を握る重要人物・カトウという男が登場。そんなことを念頭におくと、映画もミュージカルも、もちろん原作もより楽しめること、請け合い。
これだけ世界中で愛されている理由を尋ねられてデボラ・インストールは「テーマでしょうか、人間であること、人間らしいことはどういうことか、それは世界共通、これ以外にも普遍的なテーマがいくつかあります。どんな人間でも愛を感じること、愛を失うこと、過ちを犯すこと、犯してしまっても、それを乗り越えて進んで晴らすことができる、人間、ロボット全てに通じる、そこが魅力でしょうか」と力強く語った。
また映画化の話になり「あるかもしれないとは知っていましたが、映画化はないと思っていましたし、すごく稀と聞いていました…いまだに信じられない!」とコメント。
劇場で観劇した後のカーテンコールの話題になり「何度もカーテンコールがあって拍手聞いて…特別でした!」とコメント。映画も11日から公開、8月はこの愛らしいロボットが日本を席巻する夏になりそうだ。

公演概要
概要
[映画]
「TANG タング」
2022年8月11日公開予定
監督:三木孝浩
出演:二宮和也 満島ひかり 他

公式HP:https://wwws.warnerbros.co.jp/tang-movie/
[舞台]
劇団四季オリジナルミュージカル『ロボット・イン・ ザ・ガーデン』

公式HP:https://www.shiki.jp/

取材会撮影:上原タカシ

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