P4P(ぴーふぉーぴー)

「P4P」(ぴーふぉーぴー)とは、「Pay for production」の略で、同人誌のクラウドファンディングのようなシステムのこと。主に中国や韓国の同人界隈で使われている方法。

意味

「P4P」(ぴーふぉーぴー)とは、「Pay for production」の略で、同人誌のクラウドファンディングのようなシステムのこと。

中国や韓国の同人誌システム

制作にかかる印刷費や送料などを、入手希望者で等分し負担する。利益が出ないようにして、二次創作物を配布する方法のひとつ。

主に中国や韓国の同人界隈で使われている方法で、日本では華流アニメの流行に伴い、徐々に認知され始めている。

利用にはもちろん注意が必要

公式サイドが「商業利用を認めない」とするジャンルで、「利益を出さないように二次創作同人誌を出す方法」として注目されつつある。

ただし、日本の二次同人界隈(特に女性向け)では、様々な事情から同人誌の部数や経費をオープンにすることが好まれない傾向にある。また二次創作における受注生産をそもそも禁止している公式サイドも珍しくないため、すべての同人誌において、P4Pが利用できるというわけではない。

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