夏の甲子園2022開幕、敦賀気比主将が聖地で行進 8月8日高岡商業と1回戦

第104回全国高校野球選手権大会の開会式で入場行進する敦賀気比の春山陽登主将=8月6日、兵庫県の甲子園球場(代表撮影)

  第104回全国高校野球選手権大会は8月6日、兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕した。開会式では、中止となった第102回大会(2020年)を挟み4大会連続11度目の出場となる、福井県代表の敦賀気比などが堂々と行進。49代表校による17日間(休養日3日を含む)の熱戦も始まった。⇒出場校一覧、出場回数や地方大会の決勝全試合スコアまとめ

 新型コロナウイルス感染拡大予防のため、開会式には各校の主将のみが参加し、入場行進で球場を1周。敦賀気比は28番目に登場し、福井大会の優勝旗を手にした春山陽登主将が、甲子園の雰囲気をかみしめるように行進した。

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 新型コロナの集団感染と判断された県岐阜商、浜田(島根)帝京五(愛媛)有田工(佐賀)九州学院(熊本)、複数が体調不良を訴えた九州国際大付(福岡)の6校は欠席。プラカードを持つ女子生徒だけが行進した。

 横浜(神奈川)の玉城陽希主将が「高校野球の新たな歴史に名を刻めるように、全身全霊でプレーをし、最高の夏にすることを誓います」と選手宣誓した。

 敦賀気比は大会第3日の8日、第3試合(午後1時開始予定)で22回目の出場となる高岡商(富山)と対戦する。大会は新型コロナの感染対策を講じて、3年ぶりに一般の観客を入れた開催となった。

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