きょう6日(土)は西日本を中心に局地的な雷雨となっている。あす7日(日)は、東日本や東北でも雨雲が発達しやすい状況になる予想。短い時間の外出でも、雨への備えがあると良さそうだ。
　来週は、西日本・東日本を中心に連日35℃を超える予想。運動をする予定がなくても、熱中症対策を徹底する必要がある。

きょう　西日本の雷雨　長時間は続かない

　きょう6日(土)は、西日本や北陸を中心に積乱雲が発達し、各地で局地的な雷雨となった。この後もしばらくは局地的に激しく降る所がある予想だが、激しい雨は長くは続かない。1時間程度で弱くなったり、止んだりする可能性があるので、最新のピンポイントな予報を確認し、屋外に出る時間をうまく調節できると良さそうだ。

あすの天気　九州～東北で局地的な雷雨

　あすは湿った空気と上空の寒気の影響で、九州～東北で雲が多い予想。また、積乱雲も発達しやすくなるため、あすは西日本や北陸だけでなく、関東や東海、東北でも局地的な雷雨に注意が必要だ。特に、関東甲信や東海では、多いところで1時間に50ミリ以上の非常に激しい雨が予想されている。天気が急変する可能性があるので、短い時間の外出でも雨への備えをしておくと安心だ。

あすの気温　関東・東北　数日ぶりの真夏日に

　関東や東北ではきょう、9月並みの気温の所が多く、比較的すごしやすい1日になった。しかし、あすは真夏の暑さが戻ってくる。仙台は、きょうより5℃高い29℃の予想だ。関東も今週前半のような極端な暑さではないものの、真夏日になる所が多くなる見込み。この数日、30℃を下回るなど、すごしやすい気温が続いていた分、万全な熱中症対策を心がけたい。

来週　体温のような気温が続く　運動をしなくても熱中症対策を

　来週は東北から九州で、再び猛烈な暑さとなる見込みだ。特に東京では、9日(火)以降、連日、最高気温が35℃以上となる予想。西日本・東日本では、12日(金)にかけて日差しも強く、まさに夏本番。外に出るだけで、滝のような汗をかく1週間となりそうだ。午前中から30℃を超える地域も多いので、外出の前には水を飲むなど、運動をする予定がなくても万全な熱中症対策を徹底してほしい。

北日本　火曜日から前線が停滞

　北日本では前線が停滞し、大雨となるおそれがある。最新の情報に注意してほしい。また、ハザードマップを確認するなど、いざと言う時に適切な行動を取れるように、準備をしておくと良さそうだ。

（気象予報士・森戸美唯）