海自横須賀基地で3年ぶりサマーフェスタ 艦船など公開 家族連れなどでにぎわう

甲板も開放されたイージス護衛艦きりしま=海上自衛隊横須賀基地

 海上自衛隊横須賀基地(横須賀市)の一般開放「サマーフェスタ」が6日、3年ぶりに開催された。イージス護衛艦や潜水艦、ヘリコプターなどが展示され、大勢の家族連れや艦船ファンでにぎわった。 

 横須賀を母港とするイージス護衛艦「きりしま」や潜水艦「せいりゅう」、砕氷艦「しらせ」は甲板が開放され、参加者は艦砲やミサイル発射システムなどを間近で見学。哨戒ヘリコプターSH60Kや陸上自衛隊の装甲車も展示された。

 サマーフェスタは海自の基地開放としては最大規模で、入隊希望者に職場環境をPRする狙いもある。例年8月上旬に行っているが、コロナ禍で2020年、21年は中止した。今年は食事を禁止し、マスク着用を求める一方で、飲み水を無料配布するなど、コロナと熱中症の両方に対策を講じた上で実施された。

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