「Q1担当の篠原選手のフィードバックがすごく役に立った」と蒲生尚弥【第4戦GT300予選会見】

 富士スピードウェイで開催されている2022スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』。8月6日の午後に行われたGT300クラス公式予選を終え、今季初ポールポジションを獲得したLEON PYRAMID AMGの蒲生尚弥と篠原拓朗が予選を振り返り、明日の決勝レースへの展望を語った。

篠原拓朗

Q1担当/ベストタイム:1分36秒746

「(PPを獲ることができ)とても嬉しいです。ただ、嬉しいよりも『蒲生選手かっこいいな』と思っています。今日は公式練習のときからずっと調子が良く、クルマのセットもタイヤも、すごく調子がいいということはわかっていたので、予選から上位を狙えたらいいなとは思っていました。それで、Q2の蒲生選手のスーパーラップのおかげでこの場に来ることができたので、本当に嬉しいです」

「前回の富士のときには、僕がミスをしてしまったので、今回はそういったミスなくいきたいです。前回も良いポジションを走れていたので、クルマもタイヤも心配は一切ないです。しっかりとこのポジションを守りきって、450キロレースを終えられるように頑張ります」

2022スーパーGT第4戦富士 篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)

蒲生尚弥

Q2担当/ベストタイム:1分35秒550

「久しぶりにポールポジションを獲れたので、とても嬉しく思っています。今日は走り始めからクルマのセットアップも何も変えずに、とても良い持ち込みの状態で走れていたので、今回のクルマは本当に良かったと思います」

「多分、想定していたよりもすごい気温も低く、難しい予選だったのですけど、Q1を走った篠原選手からのフィードバックがすごく役に立って、内圧の調整とか、タイヤのウォームアップの仕方をしっかり教えてもらえたので、それでしっかりタイヤを温めて、アタックすることができました。本当にチームと、チームメイトに感謝しています」

「寒いコンディションだとタイヤのウォームアップがとても難しくて、特に予選の10分間では温まるかギリギリの状態かなと思います。特にQ1の篠原選手のときは本当にまさにそうで、最後の1周でギリギリタイヤが機能し始めたというくらいでした。それを含め、他チームにとっても難しい予選になったんじゃないかなと思います」

「(決勝は)いろいろな戦略があると思うので、なにが正解かはわからないのですけど、最後まで諦めずにバシバシといきます」

2022スーパーGT第4戦富士 蒲生尚弥(LEON PYRAMID AMG)
2022スーパーGT第4戦富士 蒲生尚弥と篠原拓朗(LEON PYRAMID AMG)

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