海自と米海軍の艦艇内部を一般公開 佐世保市制施行120周年、海自創設70年

海自創設70周年などを記念し、護衛艦の一般公開などがあった行事=佐世保港

 海上自衛隊佐世保地方総監部は6日、長崎県佐世保市の市制施行120周年と海自創設70年を記念し、同市の新みなと岸壁などで護衛艦などを一般公開した。7日まで。
 佐世保に配備されている海自や米海軍の艦艇の内部見学を実施。福岡県内などに配備されている弾道ミサイルを迎撃する航空自衛隊の地対空誘導弾パトリオット(PAC3)も公開した。航空機の飛行は悪天候のため、中止となった。
 西成人佐世保地方総監は「身近に感じてもらうことが理解の第一歩につながる」と語った。6日が広島原爆の日だったことについては「平和の大切さを改めて考えた。昨今、安全保障環境が厳しくなる中で、それを強く感じている」と話した。


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