難病ALSと闘う元バルサ選手、サッカー解説の報酬全額を支援財団に寄付

2022-23シーズンが開幕した欧州サッカーシーン。

DAZNスペインは、元スペイン代表のグティやダビド・ビジャ、フアンフランらを解説者に迎えた。

55歳のフアン・カルロス・ウンスエ氏もそのひとり。

現役時代はバルセロナやセビージャなどでプレーした同氏は、引退後はバルサのGKコーチやアシスタントコーチなどを務めた。

ただ、2020年にALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断されたことで現場から引退。その後はアンバサダー的な立場で自らの可能性を示してきた。

「この仕事には何も請求しない。DAZNを通じて自分の全収入は、ALS患者をサポートしたり、研究促進に取り組む財団に寄付して欲しい」として、解説者としての収入を全て寄付すると宣言。

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海外のファンたちは「素晴らしいジェスチャー。彼の解説を聞けるのも嬉しい」などと反応している。

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