本番見据え入念に 「とちぎ国体」式典参加団体が練習会 宇都宮

本番の会場で練習する足利市八木節連合会のメンバーたち=6日午後、カンセキスタジアムとちぎ

 10月の「いちご一会とちぎ国体・とちぎ大会」開閉会式でオープニングプログラムに出演する団体の練習会が6日、宇都宮市西川田4丁目のカンセキスタジアムとちぎで行われた。各団体が本番会場で動きを確認し、当日のイメージを膨らませた。

 同プログラムは選手団の入場前に行われ、公募で選ばれたダンスやチアパフォーマンスといった9団体が、県の魅力を発信し、伝統芸能、文化活動を披露する。

 練習会では太鼓やダンスなどの5団体が、1団体90分間の持ち時間を使い、本番さながらの演技に汗を流した。立ち位置を確かめたり、入退場に費やす時間を計ったりし、運営スタッフは音響や出演者の動線も確認した。練習会は7月29日に続いて行われた。

 総合開会式に出る足利市八木節連合会は約90人で練習に臨んだ。メンバーの江崎(えざき)ひろみさん(68)は「きれいな会場で踊れてうれしい。本番に向けさらに練習し、大会が成功するように盛り上げていきたい」と話した。

本番の会場で練習する足利市八木節連合会のメンバーたち=6日午後、カンセキスタジアムとちぎ

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