日米高官、ソロモンで慰霊 対中協力けん制の狙いも

7日、ソロモン諸島ホニアラで行われたガダルカナル島の戦いの慰霊式で、記念写真に納まるシャーマン米国務副長官(左)と鬼木誠防衛副大臣(共同)

 【シドニー共同】南太平洋ソロモン諸島のガダルカナル島で、旧日本軍と米軍による激戦が始まってから7日で80年となり、首都ホニアラで慰霊式が行われた。鬼木誠防衛副大臣やシャーマン米国務副長官らが戦死者らを追悼した。関係者によると、鬼木氏はソロモンのソガバレ首相と会談し、両国が緊密に連携することで一致した。

 日米高官の訪問は中国との安全保障協力に踏み切ったソロモンをけん制、軍事拠点化を阻止する狙いもあるとみられる。式典に合わせ、海自の護衛艦きりさめがソロモンに寄港した。

 ソロモンは2019年、台湾と断交し中国と国交を樹立。今年4月に中国との安保協定に署名した。

ソロモン諸島のガダルカナル島の海辺を行進する日本陸軍部隊=1942年

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