「グリップを……」フェアウェイウッドは握りを変えれば簡単に打てる!

フェアウェイウッド(FW)がうまく打てないとお悩みではありませんか? スコアアップには欠かせないクラブで、いつまでも苦手なままではいられないですよね。FWの苦手を克服するには、「タメを強く意識すること」と吉田優利プロ。早速チェックしてみましょう。

FWこそダウンスイングでの「タメ」を強く意識!

FWは払い打ちが簡単でオススメといわれますが、うまく打てない人はそのイメージがよくないのかも。払い打ちはスイング軌道がヨコ振りになり、ヘッドの入射角がゆるやかになりますが、そのせいで上体が起き上がったり、ヘッドが早く落ちてしまいミスヒットしているアマチュアが多いように思います。

グリップを短く持ってタメを作ってタテ振りで打つ

そのため、FWでも極端なヨコ振りにせず、タテ振りにしてみましょう。タテ振りにするには、ダウンスイングでタメを作る意識を強くもつ。そのタメを作るには、グリップを短く握るのがポイント。クラブの操作性が上がるのでタメがきちんとできる。ヘッドの入射角もやや鋭角になるので、ボールをクリーンヒットしやすくなります。

「前傾角度が崩れるとクラブの軌道が変わってしまうので、フォローまで頭の高さを変えずに振ることも大切です」と吉田

__いかがでしたか?
タメを意識したダウンスイングで
FWの苦手を克服していきましょう!__


レッスン=吉田優利

●よしだ・ゆうり/2000年生まれ、千葉県出身。158cm。19年のプロテストに合格したプラチナ世代の一員。21年にゴルフ5レディスで初優勝を果たすと、楽天スーパーレディースで2勝目をあげ、1シーズンでの複数優勝を達成。エプソン所属。

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